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レコーディング10

安部一城氏のダビングと、宮里陽太氏×根岸孝旨氏×屋敷豪太氏×難波弘之氏。
これがアルバム「OPEN WORLD」のレコーディング、最後のセッションとなりました。

 

★安部一城氏
ガットフリューゲルでもお馴染み、安部さん。
安部さんとはライヴで何度も、映画「マンゴーと赤い車椅子」の
挿入歌となっている「虹のふもと」を演奏しています。
映画の為のレコーディングの際、安部さんもいらしていて(同じ映画のサントラのレコーディングで)
ブリッジ部分<指でストローク>の弾き方を 教えていただいたなあ。
シングル配信していたこの曲の アルバムヴァージョンを収録するにあたり、
ぜし 温かく繊細な安部さんのガットギターのソロも含めダビングを、と。
アルバムのさいごに収録される “虹のふもと/Album Version”、あたたかい気分に:)

 

★玲里×宮里陽太氏×根岸孝旨氏×屋敷豪太氏×難波弘之氏
打ち込み+アコギでデモを作った、全英詩のドラムンベースな曲”SPACE”。
アコギでフレーズ弾いていて、弾き語りでできた曲、と伝えたら驚かれました。

 

それを涼しい顔でグルーヴさせる、豪太さん。
Simply Redのドラマー。そしてMassive AttackやBjorkや…。
デモの段階で皆で「このドラムは豪太さんだよ!」と皆で話していて、
曲を気に入っていただけたことで、初めてセッションが叶いました。
凄かったです。本当に”人の仕業”かな。もう一度、すごいです。

 

同じく涼しい顔で 気持ちよくウネる、ねぎさん。
始めはスガシカオさんの所で使ったという クールなベースでRecしていたのですが、
途中で”古いベース”へ楽器を変更し、さらに”古い弦”を張るという拘りが。
すると、あらびっくり、この曲には本当に”古い”のが良い!
そしてやっぱり、ねぎさん格好いい!

 

そして私がdemoでカオスに仕上げていたサックスを採譜して、
まるで歌うように奏でてくれたのは、山下達郎さんバンドのメンバー・ようちゃんこと 陽太氏。
陽太氏の「Pleasure」も「Colors (with Horns & Strings)」もとても素敵なアルバムで、ずっと機会を狙っていました。
こういう曲、だからこそ ようちゃんの歌うサックスが欲しかったのです。まんまと、うっとりでした。

 

皆の音の隙間の、ここぞというタイミングでオルガンで登場する難波氏。効く~。
しかし、その後 アナログシンセをセットし終えたところで
「はいはい、どうぞ~!(弾けるでしょ?)」と笑顔で云われてしまい、
この曲では私がアナログシンセを弾いています。まんまと、ヤラレマシタ。

 

最後に、エンジニアの飯尾さんに、譜面台やら、マイクスタンドやらを叩いてもらい、
私がイメージしていた これ!という 音を見つけて、パーカッションに。
エグゼクティブプロデューサーである 難波氏には勿論ですが、
このレコーディング中は、飯尾さんにも 色々と相談に乗って頂きました。心強かった…。

 

ああ。こうやって書いているだけで、またスタジオへ戻りたくなります。
締め切りが無ければ、スタジオでいくらでもセッションしたいし、造り続けていたい。

 

さて、多くの方はこれからゴールデンウィークへ突入ですね。
羽をのばし、楽しいお休みを!私は…楽しく仕事します。
明ければ「OPEN WORLD」、リリース!

 

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玲里

レコーディング9

土屋昌巳氏と、難波弘之氏のダビング。

 

★土屋昌巳氏(「Vampire」&「宣誓」)
ここに、こんなのはどう?きっと好きだと思う、と
土屋さんの 細くて綺麗な指から広がる宇宙。
先日レコーディングをした楽曲に、私が想像していたものを 遥かに飛び越えていく、
まさに土屋さん!な音&演奏が重ねられていく。
思わずブースの窓に張り付いてしまいます。

 

足元には、エフェクターボードに入りきらないであろう
大量のエフェクター達。(以前、これはどこで手に入りますか?と伺ったら
これは売ってないよ~作ったから、とニッコリ)

 

変拍子の曲ではないのですが、一人変拍子なフレーズも練り込まれ、
とてもロック、そしてドープ。
…この曲達を土屋さんにお願いして良かった!

 

★難波弘之氏
マニアの方にとってはお宝の山、
大量のハードケースに取り囲まれた、秘密基地でのダビングです。

 

曲やフレーズにより、アナログシンセ・その他のシンセを 使い分け。
たとえば “一瞬登場するこのフレーズ”の為だけに、アナログシンセで音を作っていただく。
なんと贅沢な、またはそんな意味が?と思われるかもしれませんが、
私の耳は、産まれた時から これらの音を覚えているので
妥協をしたくないのです。

 

難波氏×マニピュレーター林氏が
アナログシンセに向かっている姿を見るだけで、ワクワクしてしまう。
今回は、ソリーナも登場しました。
(あるとき、電源を入れたら 青白い煙をあげたことがあるらしい)

 

ユニークな”難波氏印”が、沢山登場します。
アルバム・ブックレットのクレジットをチェックすると、
より お楽みいただけると思います:)

 

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玲里

レコーディング8

玲里×難波弘之氏×松本慎二氏×森信行氏、そして織田哲郎氏のダビング。

 

「シュガー・ベイビー」、私の相棒はギブソン。(飯尾さん、メルシーです)
リズムセクションはライヴで一緒にこの曲を演ってきたメンバーで、
難波氏も「バンドだね〜。さすがにバッチリ息が合う。」と。
笑顔も多く、さくさく進行。

 

そして迎えたダビングの日。
「2016年にこの音ね!こんな”イナたく”弾いて大丈夫か!?」と
なんだか楽しそうな織田さん;-)

 

以前ブルースアレイでのライヴで ご一緒したことがあるのですが、
ギター☆マンのステージで”ギタリストの織田さん”を 初めて観て…
ぜしアルバムのレコーディングに!とお願いしたところ、
快く引き受けて下さいました 。

 

そして、ここでも”あの子”にお目にかかるとは。
久しぶりに弾いちゃおう、と登場したのはギブソンのゴールドトップ。
(先日レコーディングで佐橋さんにお借りした、色々とプレッシャーでしかないギター)
ライヴ感たっぷりで ステージで楽しそうに演奏している姿が目に浮かぶ、
格好いいギターが乗せられました。そしてコーラスも:)

ー Sugar シュガー・ベイビー 踊ろう♪

 

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玲里